荒れた部屋の謎を解け

05 5月

その日、私は仕事で遅くなり、家に帰ってきたのが夜の10時過ぎでした。
ふう疲れた、と、部屋に入ってバッグを置き、電気を付けた所で異変に気付きました。

部屋が荒れているのです。
机の上のぬいぐるみは床に落ち、そのそばに散乱する絵はがき。さらにそのそばには、絵はがきをコピーした物まで散らばっています。

私は綺麗なリボンを集めてお菓子の缶に仕舞っているのですが、それも開けられて、色とりどりのリボンはあちこちに散らばっていました。
空き巣?違います。

DV?違います。犯人はもうすぐ2歳になる姪(既に帰った後)でした。
母に話を聞くと、どうやら姪は家に来た当初、少しご機嫌斜めだったらしく、ぬいぐるみや絵はがきを散らかして、何かしらのうっ憤を晴らしていたそうです。

ですが父が缶を開けて中のリボンをひらひらさせた途端、急に機嫌が回復。その後自分にリボンを巻きつけたりしながら遊んでいました。

その後今度は母が、部屋にあるコピー機を使って、絵はがきの一枚をコピーして見せました。それをじっと見ていた姪は、母が部屋を去った後、父に抱き抱えられながらたった1回で使い方を覚えたコピー機で、同じ絵はがきを白黒ー、カラー、と、数枚出して遊んでいたそうです。
これで荒れた部屋の謎は全て解けたわけですが…姪が大好きな私は、たった一度でコピー機の使い方を覚えるとか、うちの姪天才じゃない。

?と思ったのでした。